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商品情報
(特許番号 3194892号)
- 体圧分散型褥創(床ずれ)予防マットレス -
医療・介護の現場で用いられているマットレスには、さまざまな物があります。寝たきりの方に対して褥瘡(ジョクソウ)(床ずれ)発生の危険があれば、エアーマットなどで対応したり、体位変換を行います。
しかしながら、さほど寝たきりでもない人達の看護・介護には死角があり、突然の病状の悪化・発熱・意識障害などに陥った場合、もっとも褥瘡(床ずれ)の危険があります。そこで、日常に使用できて、なおかつ体圧分散効果があるマットレスを開発することが必要と考えました。
 
(1) 人体の骨格の凹凸を解剖学的に検討して、最低10cmの厚みを有するマットレスが必要である。
(2) 一定の体重をより多くの面積で受ける必要がある。
(3) 30mmHg程度の体圧でも容易に変形する素材が必要である。
(4) 褥瘡(床ずれ)発生の一因である剪断応力を軽減させるためには、ブロック単位で体表に対して、接触することが望ましい。
 
以上のことから厚さ10cmで、独自のカッティングによりマッシュルームのようなクビレを持った、6cm 四方のブロック単位で構成される体圧分散マットレスを開発しました。
 マッシュマットの特徴
(1) ギャジベッド対応
ギャジベッドでの背上げ、膝上げに対応し、不快な「段差」ができにくくなっています。
(2) 転落防止機構
マットレスの両側には、カッティングのない、やや固めのウレタンブロックがついています。立ち上がるとき等に沈み込みすぎによる転落や転倒等を防ぎ、移乗動作を楽にします。
(3) カッティングは体圧分散効果だけはでなく、通気性の確保にも役立っています。
(4) 素材は高密度ウレタンフォームです。
高級乗用車のシート等に使用されているものと同じです。通常の使用方法では、変形等の心配はほとんどありません。
(5) 実際の商品には、本体のブロックを保護するネット状のカバーがついています。使用時には別売りの専用シーツを装着してください。失禁が不安な方には、別売りの失禁対策「プラスシーツ」をご利用ください。表面がパイル地になっており、肌触りと防水性を兼ね備えております。
本商品は専用シーツとの組み合わせにて効果を発揮します。ベッドパッドその他の中敷は不要です。
また、単体で使用するリプレースタイプですので、他のマットレス等と重ねたりしないでください。
 マッシュマットの原理と構造
褥瘡(床ずれ)の原因は外的要因(圧力、張力、剪断力)と内的要因(貧血、低蛋白血症)とに大別されますが、"Pressure Sore"という英名が示すとおり、圧力の集中によって発生する組織の虚血性壊死です。予防策としては、まず圧力の集中を防ぐことが最も効果的です。体重により骨突出部位に集中した体圧は、より広い範囲で受け止めるだけでなく、適度な減衰力と反発力が要求されます。

マッシュマットは高密度ウレタンフォームに独自のカッティングを行うことで、単一の素材に可変するバネ定数を持たせることができました。これにより、表層部のタイルは自在に「首を振る」ことができるようになり、三次元曲面に対する減衰力と反発力の適正化を図っています。
 マッシュマットの体圧分散効果
複雑な曲面から構成される人間の体をマッシュマットは、より広い範囲と可変するバネ定数で受け止めることができ、集中した体圧を効果的に分散させます。

この効果は、我が国の医学界等に発表されております。
 → <研究活動>
仰臥位(仰向け)に寝た姿勢の
臀部の体圧分布
マッシュマット使用時における
姿勢の臀部の体圧分布
■ オプション  (写真をクリックすると、拡大写真をご覧になれます。)■
専用シーツ

(別途追加購入用、撥水性)
(製品付属のネットカバーと
は別商品です)
プラスシーツ

(失禁対策、防水性、
表面パイル地)
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