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医療セミナー
このドクターJの褥創(ジョクソウ)(床ずれ)講座は、看護・介護に従事しておられる方に、褥創(床ずれ)とは何かを解りやすく知って頂くために、また褥創(床ずれ)を予防するにはどのようにしたら良いかを知って頂くとともに、さまざまな褥創(床ずれ)に対する知見を紹介して行きます。
第3編 褥創(床ずれ)の実態像にアプローチしていきます。
第3編  
1.褥瘡(床ずれ)の進達度、分類

褥瘡(床ずれ)の実態像は、進達度によって以下のように分類(share)されます。

2.褥瘡(床ずれ)の実態像………いずれもグレードIV

3.褥瘡(床ずれ)の進達度と処置、治療
正常な皮膚組織

 
 
グレードT…発赤(紅潮)

 
 発赤(暗赤色)
 表皮の障害、皮膚の欠損はみられない

・処置 … 体位変換
     マッサージ(発赤部は行わない)
     皮膚を清潔にして乾燥させます
グレードU…腫脹(はれる)

 
 小さな水泡・硬結(しこり)
 表皮のびらん(ただれ)
 表皮の破壊、真皮の一部の損傷発赤(暗赤色)

・処置 … 体位変換
     水泡を破らないようにします。
     水泡が破れた場合は創部の消毒・洗浄・     滅菌
     ドレッシン材を貼付します
     感染を予防します
     医師に相談します
グレードV…浅い潰瘍

 
 真皮、皮下組織まで達する潰瘍
 感染を伴います。

・処置 … 体位変換
     創部の消毒・洗浄・滅菌ドレッシング材
     を貼付します
     抗生物質軟膏を使用します
     外科的な処置を行う場合があります
     医師に相談します
グレードW…深い潰瘍・壊死

 
 筋肉・骨までに及ぶ深い潰瘍

・処置 … 体位変換
     創部の消毒・洗浄・滅菌ドレッシング材
     を貼付します
     抗生物質軟膏を使用します
     外科的な処置を行う場合があります
     医師に相談します
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